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2006年4月 5日 (水)

ゴム印のゴムはなぜオレンジなのか?

ゴム印のゴムはなぜオレンジなのか?
実は潜水服の襟ゴムの色がオレンジだったところからきています。

日本のゴム印の歴史は以外に新しく、明治15年外国から渡来した鋳造ゴムを見て、牧為助氏がゴムの手彫り技術の研究に着手したところから始まります。牧氏は様々なゴムを彫っては苦心を重ねた末、ついに潜水服の防水のために襟に巻かれたオレンジのゴムこそ、もっとも彫刻ゴムに適していることを発見。以来しばらくの間は潜水用具のゴムを仕入れてはゴム印を作製していたそうなのです。その後、氏は自ら開発したその技術を一人のものとせず、多くの印章業者に公開し現在の彫刻ゴム・鋳造ゴムの礎をきずかれたそうです。そんなことで市場の拡大に伴いゴム印専用のゴムが製造されるようになり、ゴム印専用のゴムといえばオレンジ!となったそうなのです。

現代ではゴム印の素材も改良され、耐油性の黒ゴムや環境にやさしい樹脂印など多種多様になってきているのですが、そんな歴史を知ってのことか、数年前からシャチハタさんやサンビーさん既成回転ゴム印などにブルーやグリーンのゴムが採用されると、どことなく違和感を感じてしまうんですよねー。もちろん斬新でかっこいいんですけどね(^^;
これも古き良き伝統、先人の努力に敬意を表して、これからもゴム印はオレンジであってほしいなぁー・・・なんて密かに願っているわけです。
近年では環境にやさしいという観点からオレンジの天然ゴムから透明の感光性樹脂印に切り替えさせていただき、そちらを主流で作製させていただくようになりましたが、この樹脂印も実は薄っすらオレンジの色なんですよ・・・気付いてました?本来は透明なのにそんなところにもこだわりがあるわけです(^^)

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